更年期を快適に乗り切る秘訣徹底調査!女の人生これからよ

40代になって急にあちこちに不調が出始めたら更年期症状かもしれません。卵巣機能が低下して女性ホルモンが激減する頃から始まる不定愁訴は個人差はあれど誰もが経験します。更年期を快適に乗り切ることは50代以降の人生を大きく左右します。目指せ!輝くアフター更年期。

本当にリウマチを疑った!更年期の関節痛は思ったよりつらい

私が本格的に更年期について調べるようになったきっかけは、関節痛です。40代後半、なんとなく指の関節にギシギシ鈍い痛みを感じるようになりました。動かしづらいな、というくらいだったのが、だんだん痛みが強くなってきました。

 

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朝はとにかく辛かった!キッチンに立つのが苦痛に

指の関節の痛みはだんだん酷くなってきました。手だけではなく、足の指まで痛くなってきた。特に朝が一番ひどくて、起きてすぐに朝食を作ることも難しくなってきました。

 

ちょうどその時、頭部や首に強い衝撃を受ける出来事があったので、初めはそのせいかと思っていました。右手に関しては、仕事柄PCのキーボードを打ちまくっているので、腱鞘炎?とも。でも、関節だしなぁ・・・??

 

このときはまだ関節痛が更年期症状ではよくあることだとは知りませんでした。体の老化は頭をよぎったので、もしかしてこのままずっと痛みに悩まされるのか気分もダウン。

 

本気で関節リウマチを疑った!間違いやすい症状

何気なく図書館で手に取った1冊の本。

 

更年期障害これで安心 堀口雅子著

 

パラパラとめくると、更年期障害とまぎらわしい病気というところに、関節の症状(しびれや痛み、こわばり等)の欄に関節リウマチという文字が!それから、ネットなどで調べるようになりました。

 

関節リウマチは女性の発症が多い

ごく身近な人で、関節リウマチを患っていたのは二人でした。一人は義姉、もうひとりは義父。義姉はかなり辛そうで、車の運転をしなくなりました。義父はずっとステロイドを服用していました。

 

関節リウマチとは?

リウマチというとほぼ関節リウマチのことをいいますが、広義では、リウマチ性疾患は変形性関節症、膠原病、通風などの自己免疫疾患をさします。

 

関節リウマチは、関節の内側の滑膜(かつまく)に炎症が起こる病気です。進行すると軟骨や骨が崩れて変形して、生活の質(QOL)を著しく減少させます。はっきりとした原因はわかっていません。完治は難しい病気ですが、今はよく効く薬もあるので早期発見が大切です。

 

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女性の発症率は男性の4倍!

リウマチ財団のサイトによると、現在日本でリウマチ患者は70万人にものぼっています。手足の関節が痛むと訴える患者は、なんと560万人もいるとか!そして、女性の患者は男性の4倍!?発症年齢は幅広いようですが、多いのは30~50代、更年期世代は要注意なのです。

 

関節痛でその他の疑われる病気は?

 更年期の症状として比較的多い関節痛ですが、リウマチ以外にも考えられる病気があります。全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性筋炎などの膠原病でも関節痛が起こることがあります。

 

また、甲状腺機能低下症や線維筋痛症、慢性疲労症候群という病気でも。関節痛以外の症状、たとえばむくみや全身の倦怠感、体重の増加などがあれば、専門医の受診も必要になります。

 

とはいっても、ほとんどが更年期に起こる不調と似ているのでなんともわかりづらいです。更年期になったな、と思ったらまずは婦人科に行くのがよいと思います。